旅先で挽きたてのコーヒーを味わう。おすすめのコーヒー道具一覧
- 2018.08.13
- 更新日:2018.09.03
- 道具
美味しいコーヒーが好きだ。
旅先でカフェを訪ねるのももちろんいいけれど、たとえば峠道の途中でクルマを停めて、美しい景色を眺めながら飲むコーヒーが美味しかったら、それは最高以外の何物でもありません。
ということで、僕が旅先で愛用しているコーヒー道具をご紹介します。
ミル
美味しいコーヒーを淹れるコツはたくさんありますが、良い豆を淹れる直前に挽くのは基本中の基本。そのためには使いやすくて持ち運びも楽なミルが必要です。
ポーレックスのミルは、細身の本体と外せるハンドルでコンパクトに収納できます。それでいて2〜3人分の豆を一度に挽ける容量を持つ優れもの。
メッシュはダイヤルを回すことで、極細〜粗挽きまで自由自在。メモリがないのでちょっとコツがいるけれど、回す時にクリック感があるので、一番閉めたところから何クリック分戻すのか覚えておけば問題ありません。
ドリッパー
そうして挽いた豆をドリッパーにセット。家庭用のドリッパーにも様々な種類がありますが、落とすと割れてしまう材質だったり、かさばるものが多かったりしますよね。
そこでオススメなのが、落としても壊れないし、コンパクトに収納できるユニフレームのコーヒーバネット。
バネのようなこの構造は、畳んで小さくできるのはもちろんのこと、ペーパーと接する面積が小さいから、抽出するときに出るガスを逃すのに役立ちます。それにより雑味の少ないコーヒーになるのだそう。家でも使いたい逸品。
もうひとつ、モンベルのO.D.コンパクトドリッパーというものも持っています。これは重量がたったの4gしかなくて携帯性は究極的。洗って繰り返し使えるから経済的ではあるのですが、旅先だと近くに水道がないこともあるわけで、あまり使っていませんでした。でもこれにペーパーフィルターをセットして使えばいいってことに今さらながら気がついたので、今度試してみよう。
ストーブ(バーナー)
お湯を沸かすためのストーブは、音の静かなアルコールストーブがオススメ。鳥のさえずりや風の音、木々がカサカサと揺れる音。自然の中ではそういった音を楽しみたい。
ほとんど無音のアルコールストーブは、自然の雰囲気を壊しません。
僕が使っているのは定番中の定番。トランギアのアルコールストーブ。使い込んで鈍く光る真鍮が愛着を生む逸品。これに風防兼ゴトクとして、VERGOのヘキサゴンウッドストーブを使用しています。
燃料のアルコールは、ドラッグストアに行けば入手できるから安心。これも旅では重要な要素になります。
といいつつ僕はSVEA 123Rも大好きだったりするんですよね。こちらはアルストと正反対に、轟音を轟かせるガソリンストーブ。たとえ氷点下でも落ちることのない火力は頼もしいの一言。
プレヒートしなくてはいけなかったり、なかなか使いこなしにコツのいるアイテムですが、「味」という点においてこのSVEAの右に出るものはそうそうないでしょう。
手軽に済ましたい時はもちろんガスストーブを使うこともあります。スノーピークのギガパワーマイクロマックス。初めて自分で買ったガスストーブで、必要にして十分ではありますが、今だったらSOTOのマイクロレギュレーターストーブがいいかな。
マグカップ
snow peakのチタンシングルマグを使用しています。こちらについては別記事をどうぞ。
ウォーターボトル
旅先での楽しみの一つが湧き水を汲むこと。日本の湧き水は軟水が多いので、コーヒーを淹れるのにはもってこい。美しい景色を眺めながら、その土地の美味しい水で作ったコーヒーを飲むことのぜいたくさったら。
僕が水を汲むのに使っているボトルはklean kanteenのリフレクトボトル。
ステンレス製で衛生的。匂い移りもありません。コーヒーの繊細な香りを楽しむためには、容器の匂い移りがないのは外せない条件。シンプルなデザインで長く愛用できそうなのも気に入っている理由です。
今使っているのは安い方のモデルですが、他に二重構造で保冷力のあるタイプもあります。
お気に入りの道具で美味しいコーヒーを
長時間の運転は知らず知らずのうちに疲れがたまるもの。そんな時は挽きたての豆で淹れたコーヒーを飲んですっきりリフレッシュ。
インスタントコーヒーに比べたらちょっとだけ手間がかかりますが、その一手間が旅をより楽しいものにしてくれると思いますよ。
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